新入社員の6割超、海外勤務望まず 過去最多…内向き志向強まる

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/151026/ecd1510261021002-n1.htm
SankeiBiz2015.10.26

 「海外で働きたいとは思わない」と考える新入社員が63・7%に達し、過去最多だったとする調査結果を産業能率大(東京)がまとめた。前回の平成25年度調査より5・4ポイント増え、調査を始めた13年度(29・2%)と比べると2倍以上になった。語学力に自信がないため海外勤務を敬遠する人が多く、若者の内向き志向が強まっている。

 調査は7〜8月、本年度に入社した新入社員にインターネットで実施。831人が回答した。

 海外で働きたいかという質問に対し、2番目に多かった回答は「国・地域によっては働きたい」で27・2%。「どんな国・地域でも働きたい」は9・1%だった。

 海外勤務を望まない人に理由を複数回答で問うと、「語学力に自信がない」が65・6%で最多。「生活面で不安」が46・9%、「仕事の能力に自信がない」が31・2%と続いた。

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