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論説-私論・公論
服部信一郎 今年、非正規雇用なくす思いで
明けましておめでとうございます。雇用と働く環境の改善が一歩づつ前進するよう力を合わせてまいりましょう。さて、今年は男女雇用機会均等法が施行されて25年を経過した年となります。1986年は、労働者派遣法が施行された年でもあ […] -
トピックス
野田政権の消費増税案は財政も暮らしも立ち行かなくなる最悪の選択です
政府税制調査会は、12月30日、消費税率を現行の5%から「2014年4月に8%、15年10月に10%」に引き上げる案をまとめました。野田政権はこれを政府案として新年1月上旬に正式決定し、消費増税法案の年度内提出をめざすと […] -
論説-私論・公論
破綻した経済成長路線からいまこそ新しい〈豊かさ〉へ
『月刊全労連』2012年1月号特集「原発ゼロ・働きすぎ社会の転換を」 森岡孝二「働きすぎをなくして経済・環境危機を乗り越える」から抜粋 経済成長が豊かさをもたらすという見方は、今日では、色あせた神話というより、すっかり […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第158回 ソウル市長の朴元淳さん、日本から応援しています
今年驚いたことの一つは、10月26日に投票された韓国ソウル市長選挙で野党統一候補の朴元淳(パク・ウォンスン)さんが当選されたことです。彼には、以前、日本と韓国で2度お会いしていました。それで親しみと尊敬の念を込めて「朴さ […] -
論説-私論・公論
【沖縄タイムス】 [評価書未明搬入]姑息なあまりに姑息な
2011年12月29日 【沖縄タイムス】 異常と言わざるを得ない。民主国家を名乗る国のやることなのだろうか。あまりに姑息(こそく)としか言いようがない。 沖縄防衛局は米軍普天間飛行場の辺野古移設を進める手続きで、環境影 […] -
論説-私論・公論
【沖縄タイムス】 [マニフェスト無残]政権交代は何だったか
2011年12月25日【沖縄タイムス】 政権交代を成し遂げた2009年衆院選で、民主党が掲げたマニフェスト(政権公約)が総崩れ状態だ。新政権が誕生したのは有権者が公約に惹(ひ)かれたことが大きかった。だが、いま公約にか […] -
情報資料室
日本弁護士連合会 大阪府における教育基本条例案に対する会長声明
日本弁護士連合会 大阪府における教育基本条例案に対する会長声明 大阪府では、2011年(平成23年)6月13日、「府立学校及び府内の市町村立学校の行事において行われる国歌の斉唱にあっては、教職員は起立により斉唱を行うもの […] -
注目ニュース
「中日新聞」 <はたらく>「過労死防止へ 新たな規制を」
「中日新聞」2011年12月23日 働き過ぎによる病気や自殺で家族を失った遺族と弁護士らが「過労死防止基本法」 の制定を求める請願のため、全国で百万人の署名を集める活動を開始した。労働基準 法による規制や、遺族による裁判 […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第157回 書評? 西谷 敏『人権としてのディーセント・ワーク』
西谷 敏『人権としてのディーセント・ワーク――働きがいのある人間らしい仕事』旬報社、2000円 「まともな働き方」を4つの視点で探る 本書は労働者の味方の労働法学者による、雇用と労働の現状とあり方に関する平易な概説で […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第156回 書評? 植村邦彦『市民社会とは何か――基本概念の系譜』
植村邦彦『市民社会とは何か――基本概念の系譜』平凡社新書、940円 平凡社新書、987円 「市民社会」の意味、文献渉猟で明らかに 本書は「市民社会」という概念の変遷をめぐる雄大な叙事詩である。 序章で著者は、「反貧困ネッ […] -
トピックス
働き方ネット大阪第15回つどいアピール
若者と日本の未来を危うくさせる就職難と ブラック企業をなくすために声を上げよう 学生に明日の職場を保障できない日本に未来はあるのか、深刻な就職問題と無法なブラッ […] -
注目ニュース
見出し 浪速学院:未払い残業代、9割放棄 労基署調査後、教職員に異例要請
「毎日新聞」2011年12月13日 私立「浪速高校・関西大学連携浪速中学校」(大阪市住吉区)を経営する学校 法人「浪速学院」(住吉区、当時は大阪国学院)が08年9月、未払いだった過 去2年半の時間外手当のうち10%だけを […] -
文化通信
アメリカ映画『ノーカントリー』/痺れるほどのおぞましさ
★暴力描写がすごい。音楽は一切使用されず、風の音、忍び寄る足音、撃鉄を起こす音が、生々しい。その緊迫感に圧倒された。監督・脚本はイーサン・コーエンとジョエル・コーエンの兄弟。2007年度アカデミー賞作品賞、監督賞、助演男 […] -
情報資料室
骨抜き派遣法案 今国会成立を断念 佐々木氏「廃案にし出し直せ」
しんぶん赤旗 2011年12月9日 民主、自民、公明3党によって骨抜きにされた労働者派遣法改定案は8日、予定されていた衆院本会議で採決にかけられず、今国会での成立はなくなりました。改定案は、「大穴」が開いていると指摘され […] -
情報資料室
「非正規社員定年制は違法」=郵便事業会社を提訴−東京地裁
時事ドットコム2011年12月9日 郵便事業会社が非正規社員に65歳定年制を導入し、雇用契約の更新を拒否したのは違法として、65〜77歳の元期間雇用社員5人が9日、同社を相手に、社員としての地位確認と未払い賃金などの支払 […] -
注目ニュース
朝日新聞 単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57%
2011年12月9日 朝日新聞 単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57% 「女は派遣を望んでいる? NO!」。国会近くでのぼりを立て、抗議する「オンナ・ハケンの乱」。派遣切りにあった女性らが、「派遣法を修理しろ〜」 […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第155回 若者の非正規雇用と大学生のアルバイト
労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎氏に拙著『就職とは何か―〈まともな働き方〉の条件』(岩波新書)を献本したところ、労働問題で断トツのアクセス件数を誇るhamacyanブログ(EU労働政策雑記帳)で取り上げてくれました。 […] -
文化通信
アルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』/眼差しと言葉が物語をつむぐ
「もし、まだ観ていなければ、DVDで」シリーズ ★本作品は2009年度にアカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞している。監督はファン・ホゼ・カンパネッラ。舞台は首都ブエノスアイレス。殺人事件を追う映画だが、サスペンスではな […] -
情報資料室
毎日新聞 未婚者:「交際相手なし」過去最高 男性61%女性49%
毎日新聞 2011年11月26日 ◇18〜34歳 出生動向基本調査 異性の交際相手がいない18〜34歳の未婚者が男性で61%、女性で49%に上り、いずれも過去最高となったことが25日、国立社会保障・人口問題研究所の「 […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第154回 これはルールなき新卒採用の究極のかたちです
数日前の「朝日新聞」にユニクロの新卒一括採用について、次のような記事が出ていました。 ………………………………………………………………………… ユニクロ、新卒一括採用を見直しへ 大学1年で採用も 「朝日新聞」2011年1 […]