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外国の労働・社会関連情報
第71回 臥床断想③ Amazonでの労働組合結成のニュースを聞いて考える(中)
「無労組政策」を進めるアマゾン 1994年に会社が設立されて以来、約28年間、アマゾン社には労働組合がない状況が続いてきました。正確な表現では、アマゾンのアメリカにあるすべての職場に、全国労働関係法(NLRA)に基づい […] -
トピックス
〔労働情報〕次世代オルガナイザープロジェクト(略称「オルプロ」) 5/20 設立総会
注目ニュースです。次のような趣旨で5月20日、18:30~、「次世代オルガナイザープロジェクト」の設立総会が呼びかけられています (連合会館、オンライン参加も可)。 「新自由主義を背景とした自己責任論が蔓延り、日本の労 […] -
外国の労働・社会関連情報
4月28日は「労働安全衛生世界デー」
4月28日は、労働安全衛生世界デー(World Day for Safety and Health at Work)です。以下のようなTWをアップしました。 国際労働機関(ILO)は、このグローバルイベントを位置づけて […] -
外国の労働・社会関連情報
第70回 臥床断想② Amazonでの労働組合結成のニュースを聞いて(上)
私が3月末、入院し手術を受けていた時期に、アメリカから、労働運動をめぐる新たな動きが報道されました。アマゾンのニューヨーク・スタテン島にある大型倉庫で、初めて「労働組合が結成された」というニュースです。ニュースは、アメ […] -
トピックス
第69回 臥床断想① コロナ禍で入院して考えたこと(22.04.14)
3月末に入院し、4月12日まで入院生活を過ごしていました。これまで何度か入院生活を過ごした経験がありますが、今回は周囲が「コロナ禍」で大変な状況での入院であること、また、全身麻酔を伴う臓器摘出という点で、従来のカテーテ […] -
外国の労働・社会関連情報
第68回 チリで新たに就任したボリッチ大統領に注目する
スペイン語の勉強を始めて約3ヵ月が経過しました(勉強を始めた、理由・きっかけについては、「第66回 世界の労働動向とスペイン語学習」参照)。予想していた通り、なかなか進歩しません。最初に戸惑ったのは、文字・発音がイタリ […] -
トピックス
第67回 世界の労働者・市民の「戦争反対!」の声を聞き、野蛮な軍事侵攻を即時中止せよ!
ロシア(プーチン政権)による軍事侵攻への憤り ロシア(プーチン政権)が、2022年2月24日、ウクライナへの軍事的攻撃を開始しました。国連憲章をはじめとする国際法違反の今回の侵攻は、多くの人々の殺戮と破壊を伴う野蛮な戦 […] -
トピックス
(労働情報) 非正規公務員問題関連記事(2021年10月~2022年2月)改訂
個人的に、労働関連情報を、主にWebや、定期購読している雑誌、新聞などを使って集めています。このブログに、テーマ別に注目情報を整理して、できるだけ頻繁、かつ、タイムリーにアップしていきたいと思います。 まず、この秋にW […] -
外国の労働・社会関連情報
第66回 世界の労働動向とスペイン語学習
メキシコ、スペイン、チリの労働ニュースに魅かれる 日本ではあまり報じられていませんが、世界では労働をめぐる新たに注目すべき動向が広がっています。その中でも、メキシコの派遣・下請原則禁止、スペインの有期雇用規制など労働法 […] -
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(情報)EUのプラットフォーム労働条件指令関連News・論説(2021.12.11)
・EU(欧州連合)では、各国で増大するプラットフォーム労働をめぐって、その弊害が問題となっています。そして、各国での裁判や労働運動などでの取り組みを反映した世論が高まってきました。その結果、2021年12月9日、欧州委員 […] -
トピックス
第65回 「誤分類(ごぶんるい)」という言葉を広めよう ②― 「雇用によらない働き方」という用語への違和感
「雇用によらない働き方」を推進する日本政府 日本政府は、アメリカ政府と比べて、労働者である人を「個人請負」として扱う、「誤分類」の問題への取り組みという点ではきわめて消極的だと思います。少なくとも、ILOやEUを先 […] -
トピックス
東リ伊丹工場偽装請負事件 大阪高裁で逆転、完全勝利判決(2021.11.17更新)
神戸地裁で理解し難い不当な判決があった東リ伊丹工場偽装請負事件で、2021年11月4日、大阪高裁が、地裁判決を取消、原告の東リへの直接雇用を求める逆転の完全勝利判決を下しました。 まだ、新聞記事も出ていませんが、今後、 […] -
トピックス
第64回 「誤分類(ごぶんるい)」という言葉を広げよう① 世界の動向を学ぶ
「誤分類」という用語が世界に広がる 労働者と同じように働きながら、雇用ではなく、委託や請負で働く労働者が増えています。その地位・権利の不安定さが日本だけでなく、世界でも大きな問題となっています。とくに、Uberなどの […] -
外国の労働・社会関連情報
〔情報〕誤分類にまつわる迷信(アメリカ連邦政府・労働省ホームページ)
世界では、「誤分類」という言葉が広がっています。 これは、本来、使用者(企業)が、労働法や社会保障法の適用をすることが必要な従業員を労働者でなく、個人請負などの雇用とは異なる契約で労働者との契約を結び、「事業主」として […] -
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第63回 コロナ禍とエッセンシャル・ワーカー保護の課題を考える(2)韓国で「必須労働者保護法」制定
韓国で「必須労働者保護法」制定 2020年1月以降、新型コロナウィルス感染症(Covid-19)が全世界に拡大しましたが、適当な防疫対策がまだ見つからないなかで、各国では人と人の接触機会を最少にするために、外出禁止や都 […] -
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大阪大学、非常勤講師を「準委任」でなく直接雇用に 無期転換も可能に(2021.9.18)
大阪大学は、非常勤講師を「雇用」契約ではなく、「準委任」契約を結んで働かせ、労働基準法や労働契約法の適用を回避する「脱法的な労務管理」をする大学として関西圏大学非常勤講師組合をはじめとする労働組合、労働団体、市民団体か […] -
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ETUC_欧州議会議員ら(MEPs)は、プラットフォームによる偽装自営業(false self-employment)を終わらせることに投票(2021.9.16)
EU(欧州連合)では、プラットフォームによる「偽装自営業者(false self-employment)」の搾取や権利保護が大きな問題となって、EUとしての指令を定める議論が高まっています。そして、直近のオランダをはじ […] -
外国の労働・社会関連情報
オランダの裁判所でUberが敗訴。それを受けて欧州労連(ETUC)が声明(2021.9.13)
欧州諸国では、この数年間、プラットフォーム企業を通じて労働を提供する人々が「自営業者(self-employed)」とされ、既存の労働法や社会保障法の適用を受けず、不安定で劣悪な労働条件で働かされることが大きな社会問題 […] -
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第62回 コロナ禍とエッセンシャル・ワーカー保護の課題を考える(1)
1年半を超えた「コロナ」感染拡大 新型コロナ感染症(英語名:Covid-19、コロナウィルスによる感染症。以下、「コロナ」と略称)は、人と人との接触で感染が広がり、2020年はじめから2年も経たない間に、世界では2億人 […] -
トピックス
医師の勤務実態把握マニュアル 医師の働き方改革の推進に関する検討会(8/4)
勤務医の過酷な働き方の改善が社会的に大きな問題となっています(「詳しくは、「勤務医労働実態調査 2017」参照)。しかし、政府・厚労省は、医師の就労実態もせず、抜本的な改善なしに医師の増員を避け続けています。2018年の […]