2022年 連続講座 第2回 「問われる公共サービスの民間委託」 ①8/24、②8/31

 Asu-netは、2022年のつどいを「連続講座」の形式で行うことに決め、その共通テーマを「公共サービスの崩壊を考える-維新行政の検証と課題ー」としました。その第1回講座(6月14日)は「コロナ禍で大阪府政はいのちを守れたか~コロナ禍の実態と本来あるべき保健所の機能とは~」をテーマに、小松康則さん(大阪府関係職員労働組合委員長」にお願いしました
 コロナ禍の最前線で住民の健康と生命を守るために奮闘する職員、労働者たちの長時間に及ぶ過酷な職場、その現場を無視する維新行政の中での困難な状況で、保健所などで増員を獲得した新たな発想での組合活動・・・。小松さんのお話は参加者を刺激し、励まし、多くのことを考えさせる感動的なものでした。

 引き続き連続講座の第2回を、以下の通り、「問われる公共サービスの民間委託」を「その1」(8/24)、「その2」(8/31)と集中して2回に分けて実施します。その1では、二宮厚美さん(神戸大学名誉教授)に「自治体のAI化、デジタル化で職員半減をめざす政府の『2040自治体戦略』とは何か」というテーマでの講演の後、「吹田市の民間委託の実態と市民課窓口業務委託を撤回させた闘い」について、寺坂美香さん(吹田市職労副委員長)に事例報告をしていただきます。
 また、その2では、猿橋均さん(大阪自治体まるわかり研究所副所長)に「公共サービスは安ければいいのか~府下自治体の変貌」についての講演の後、Asu-netも支援してきた、守口市の学童保育企業委託と雇止め裁判について原告代理人であった谷真介弁護士から報告をしていただきます。
 第2回目について(両方とも、または、その1、2の選択も可能)Zoomの事前申込みを、下記のQRコードまたはURL
https://forms.gle/FCMDpqgZ6mo24DdR9
からお願いします。以下の案内(青い部分)をクリックしても申込みページにジャンプします。
参加は無料です(カンパは大歓迎)。

 なお、第3回は、下記の通り、企画しています。ただ、日程が10月3日か4日ということでどちらになるかは、現在のところ未定です。

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