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外国の労働・社会関連情報
第66回 世界の労働動向とスペイン語学習
メキシコ、スペイン、チリの労働ニュースに魅かれる 日本ではあまり報じられていませんが、世界では労働をめぐる新たに注目すべき動向が広がっています。その中でも、メキシコの派遣・下請原則禁止、スペインの有期雇用規制など労働法 […] -
トピックス
第65回 「誤分類(ごぶんるい)」という言葉を広めよう ②― 「雇用によらない働き方」という用語への違和感
「雇用によらない働き方」を推進する日本政府 日本政府は、アメリカ政府と比べて、労働者である人を「個人請負」として扱う、「誤分類」の問題への取り組みという点ではきわめて消極的だと思います。少なくとも、ILOやEUを先 […] -
トピックス
第64回 「誤分類(ごぶんるい)」という言葉を広げよう① 世界の動向を学ぶ
「誤分類」という用語が世界に広がる 労働者と同じように働きながら、雇用ではなく、委託や請負で働く労働者が増えています。その地位・権利の不安定さが日本だけでなく、世界でも大きな問題となっています。とくに、Uberなどの […] -
トピックス
第63回 コロナ禍とエッセンシャル・ワーカー保護の課題を考える(2)韓国で「必須労働者保護法」制定
韓国で「必須労働者保護法」制定 2020年1月以降、新型コロナウィルス感染症(Covid-19)が全世界に拡大しましたが、適当な防疫対策がまだ見つからないなかで、各国では人と人の接触機会を最少にするために、外出禁止や都 […] -
トピックス
第62回 コロナ禍とエッセンシャル・ワーカー保護の課題を考える(1)
1年半を超えた「コロナ」感染拡大 新型コロナ感染症(英語名:Covid-19、コロナウィルスによる感染症。以下、「コロナ」と略称)は、人と人との接触で感染が広がり、2020年はじめから2年も経たない間に、世界では2億人 […] -
外国の労働・社会関連情報
第61回 「雪のストライキ」とボローニャ市・ライダー基本権憲章 ― 欧州におけるプラットフォーム労働(2)
欧州諸国では、2015年頃から広がって来たプラットフォーム労働をめぐって、それに対抗する動きが大きくなっています。そうした動きに注目して紹介することを目的に、このエッセイで連載を企画しました。そして、「第54回 欧州に […] -
トピックス
第60回 ワクチン接種について考える(2)ー 「不可欠業務従事者」を大切にする社会へ
混迷をきわめる無原則なワクチン接種 政府が決めた接種順位(2021年1月) 前回のエッセイ(第59回 ワクチン接種について考える(1)~ 感染症無策と「ワクチン頼み」)を書いてから、日本政府主導のワクチン接種は混迷をき […] -
脇田滋の連続エッセイ
第59回 ワクチン接種について考える(1)~ 感染症無策と「ワクチン頼み」
政府が進める「ワクチン接種」 昨年、菅内閣になってから、新型コロナ感染によって死亡する人が急増してきました。今年になって、新型コロナ感染症のワクチン接種が進み、私が住む自治体でも、65歳以上の高齢者を対象としたワクチン […] -
トピックス
第58回 東京五輪は働く人の健康を守るためにも中止すべきである
国内外で高まる中止論 7月23日に開会予定の東京五輪(オリンピック)中止を求める世論が国内外で高まっている。Covid-19(新型コロナウィルス)によるパンデミックが収束せず、感染者数は世界的に増加を続けているが、オリ […] -
脇田滋の連続エッセイ
第57回 コロナ対応職員の長時間残業をなくし、過労死ラインを大きく見直すべきだ
過労死認定基準の見直し論議 厚生労働省は、過労死等防止対策推進協議会で、2001年から施行されている「過労死認定基準」の見直しの議論を進めています。この議論は昨年(2020年)から開始されています(詳しくは、議事録・資 […] -
脇田滋の連続エッセイ
第56回 大阪における医療崩壊の現実を直視し、新型コロナ対策に全力集中するべきだ
1万人超え 急速に広がる感染死亡者 新型コロナ感染症による国内死者が1万人を超えた。その約80%は去年12月以降に死亡しており、1月23日に5000人を超えてからわずか3ヵ月で2倍にまで急増したことになる。 大阪で未曾 […] -
トピックス
第55回 ワクチン接種業務を口実にした看護師の労働者派遣解禁に反対する
私が共同代表を務める「非正規労働者の権利実現全国会議」でホームページに「オピニオン」として、以下の意見を掲載しました。このブログでも「連続エッセイ 第55回」として転載します。7500字の長文ですので、「目次」を追加し […] -
外国の労働・社会関連情報
第54回 欧州におけるプラットフォーム労働(1)イタリア・ミラノ検察庁は何故、何を根拠に動いたのか
欧州で進む雇用類似の働き方への規制 日本では、政府・財界が先導して「雇用によらない働き方」を新たに拡大する政策が進められようとしています。とくに、都市部を中心にUber Eatsなど、インターネットを利用したプラットフ […] -
外国の労働・社会関連情報
第53回 感染症対策失敗と看護師の派遣対象化 - 2015年の韓国との比較を中心に
現在、政府・厚生労働省は、看護師の日雇派遣容認を含む労働者派遣法施行令の改正案を示し、パブリックコメントを募集しています(3/9締め切り)。この改正案の問題点については、「エッセイ第52回 〔意見〕 看護師の日雇派遣容 […] -
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第52回 〔意見〕 看護師の日雇派遣容認を含む政令改正案に強く反対する(21.2.26)
政府は、2020.2.8以降、労働者派遣法の施行令(政令)を改正して、看護師等のへき地医療機関への派遣と、福祉施設等への日雇派遣を容認するために、パブリックコメントを募集しています。・ 労働者派遣事業の適正な運営の確保及 […] -
トピックス
第51回 「死ぬまでギグ・ワークの劣悪環境で働け」ということ?! ー 政府が示した「フリーランス・ガイドライン」(案)を考える
2021年1月21日、「フリーランスと芸能従事者の勉強会」が東京都内で開催されました。労働災害に遭ったが、労基署で追い返された、映画撮影で危険なシーンがあったが拒否することができなかったなど、当事者の方の切実な訴えが […] -
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第50回 「先防疫、後経済」を前面に、科学に基づく感染症対策へ大転換を
2021年を迎えました。今年はどのような一年になるのか、不安な気持ちで新年を迎えました。 「健康権」を脅かす保健危機 「新型コロナ感染症(covid-19)」が、世界中に広がって前代未聞の大きな被害が発生しています […] -
脇田滋の連続エッセイ
第49回 世界標準は「同一労働同一待遇」 非正規差別を最高裁が容認したことを批判する
正規雇用と非正規雇用の待遇格差是正を求める裁判での最高裁判決(10月13日の大阪医科大学事件とメトロコマース事件の2事件と10月15日の日本郵政〔東京、大阪、佐賀〕の3事件)が注目されています。日本郵政3事件では、最高 […] -
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第48回 派遣・外注の原則禁止を定めるメキシコの動きについて
メキシコで、派遣・外注の原則禁止を定める法案を国会に上程する動きが報じられました。 日本貿易振興機構(Jetro 以下「Jetro」と略称)は、11月13日、メキシコが「人材派遣を原則禁止する連邦労働法改正法案を国会 […] -
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第47回 人間らしい働き方と「学術会議」人事への内閣の介入
政府が、9月末、学術会議から推薦された会員候補105名の中で、人文・社会系6名の任命を拒否したことが明らかになりました。このニュースを聞いて、「新内閣は、学術会議をどう考えているのか」という疑問とともに、従来の政府自身 […]