労組は誰の味方? 希望退職通告の相談への答えは (10/7)

労組は誰の味方? 希望退職通告の相談への答えは
https://www.asahi.com/articles/ASM9M6FMKM9MULFA02T.html
朝日新聞デジタル 2019年10月7日11時00分

職場のホ・ン・ネ
勤め先から希望退職を勧められ、応じないなら転勤もあり得ると言われました。行政の労働相談窓口に駆けこむと、よりふさわしい相談先として労働組合の地方組織を紹介されました。しかし、そこで受けたアドバイスは「希望退職したほうがよい」。いまの勤め先は経営が厳しそうだから、残る社員は苦しい思いをするだろうというのです。会社は人事権を使って平気で嫌がらせのような異動を命じると忠告もされました。

 遠隔地などに異動させられないようにするには、どうすればよいのか。それを相談したかったのに、こんな対応をされるとは想定していませんでした。私は年齢が高く、次の職場がすぐ見つかると思えません。退職したら失業のおそれがあるのに、雇用を守る立場の労組からそう言われたのが悲しく、憤りを感じます。(関東地方、50代男性) 

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